みなさんは肉じゃがをご家庭で作るときに「味が決まらない」「水っぽくなってしまう」といったことありませんか?
家庭の定番料理だからこそ、肉じゃがの味付けの割合って難しいですよね。
そこで、本記事では煮汁を完全に煮詰めて作る最高に美味しい肉じゃがの黄金比の割合をご紹介します。
さらに煮汁をなくすことのメリットデメリット、調理中の注意点やマンネリ化した時の味変レシピなども解説し、さらに今回は実際に肉じゃがを作りたいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!!
☆記事の信頼性
この記事を書いている私は10代から調理の職に就き、現在も現役で働いています。
約20年、今まで経験してきた事をお伝えします。
☆この記事を見ていただいたあなたへ
本記事は「肉じゃがの味付けの割合が分からない」と悩んでいる方に向けて書いています。
この記事を読むことで肉じゃがの味付けの割合や調理中の注意点などが分かります。
それでは早速見ていきましょう!!
肉じゃがの味付けの割合
結論。
水8:みりん1:醤油1:砂糖大さじ1.5
の8:1:1:1.5です。
よくある質問として出汁じゃなくていいの?料理酒は使わないの?などありますので説明します。
まず出汁を使わない理由としてはお肉や野菜からしっかりとした旨味が出るからです。
「和食=出汁を使う」と考えがちですが、使う食材からも美味しい出汁が出ますので、水で問題ありません。
次に料理酒を使わない理由です。レシピによっては料理酒を使うものが多いですが、今回のレシピではみりんがしっかりと入っているため使いません。みりんの効果だけでも十分に美味しいものができます。どうしても料理酒を使いたい場合は水8のうち1を料理酒に置き換えて下さいね。
肉じゃがの作り方
材料
- じゃがいも(メークインがおすすめ) 4個(約400g)
- 玉ねぎ 1個(約200g)
- 人参 1/2本 (約80g)
- 豚肉または牛肉 約150g
- 糸こんにゃく 1/2袋(約100g)
- 絹さや 約10g
- 水 320㎖
- みりん 40㎖
- 醤油 30㎖
- 三温糖 大さじ1.5
割合は上記で紹介しました8:1:1:1.5ですが、醤油だけ煮詰めることにより味が濃くなりすぎることがあるので、-10㎖で作っています。私はこの分量が合っていますが、味の感じ方は人それぞれですので薄いと感じた場合は割合の通りに作ってくださいね。
作り方
1.お肉、野菜を食べやすい大きさに切ります。※1
2.鍋に水(材料外)、じゃがいも、人参を入れ中火にかけます。
3.沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで茹でます。※2
4.フライパンにサラダ油をいれて中火で玉ねぎ、お肉、糸こんにゃくを炒めます。※3
5.色が変わっていい焼き色が付いたら柔らかくなったじゃがいも、人参を入れます。※4
6.水、みりん、しょうゆ、三温糖を加えて軽く混ぜ、ひと煮立ちしたらアクを取ります。
7.アルミホイルをかぶせ、その上から落し蓋をして中火のまま10~15分煮ます。※5※6
8.煮汁の残りが底から1~2㎝ぐらいになったらアルミホイルと落とし蓋を外します。
9.スジを取った絹さやを入れ煮汁がなくなるまで煮詰めて完成です。※7※8※9
※1 じゃがいも、玉ねぎは大きめ、人参は小さめがおすすめ。お肉はお好みで。
※2 根菜類は水から茹でます。
※3 鍋でも良いのですが、フライパンの方が浅く底が広いため作りやすいです。
※4 茹でた時の水は捨てず、この水を含め320㎖にしてください。
※5 じゃがいも、人参は柔らかくなっているので火を弱める必要はありません。
※6 落とし蓋は煮汁の中でじゃがいもが泳ぐのを防ぐために使っています。煮崩れ防止。
※7 絹さやは短時間でも火が通るので下茹でをしていません。
※8 煮汁がなくなると一気に焦げます。目を離さないこと。
※9 煮物は冷める過程で味が染み込みます。すぐにお皿に盛らずそのまま少し冷ましましょう。
調理中のよくある失敗
次は、調理中によくある失敗とその防ぎ方をご紹介します。
・じゃがいもが溶けてドロドロになる。
原因:男爵イモを使ったり、やたら食材を触る。
対策法:じゃがいもはメークインを使用し、食材にはあまり手を加えず、落とし蓋をしっかりしてじゃがいもが煮汁の中で動き回らないようにする。
・味が薄くて水っぽい
原因:目分量で水をたっぷり入れてしまう。
対策法:本記事で紹介した割合で煮汁を作り、最後にしっかりと煮詰める。
・中まで味が染みていない
原因:出来立てをすぐ食べてしまった。
対策法:煮物は冷める過程で味が中まで入るので、完成後そのまま少し冷ます。
・鍋(フライパン)の底が焦げ付いてしまった
原因:煮汁が少なくなった時に目を離してしまった。
対策法:煮汁が少なくなってからは焦げるのが早いので、必ずそばについていること。
煮汁の有り無しのメリットデメリット
肉じゃがの作り方は家庭によって本当にさまざまですよね。
本記事のように煮汁をしっかり煮詰めてなくす場合もあれば、煮汁を残して仕上げる場合もあります。
どちらも正解で、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ここではそれらをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
用途に合わせて作り分けるのもおすすめですよ。
煮詰める肉じゃがのメリット
- 煮汁に出た旨味をすべて具材に吸い込ませれる。
- 汁気がないので、お弁当のおかずにも入れられる。
- 煮詰めることにより煮汁が濃厚なタレのようになるため白米が進む。
- 水分がないので、じゃがいもが水っぽくならずホクホク感を楽しめる。
- 水分がないので、リメイク(コロッケやグラタン)する場合は手間が減る。
煮詰める肉じゃがのデメリット
- 最後の作る工程で焦がしやすい。
- 汁気がないため、温め直す時にパサつきやすい。→少し水を振ってからラップをしてレンジにかけると防げる。
- 煮汁と共に白米を食べたい人は物足らない。
煮汁を残す肉じゃがのメリット
- 冷める過程で味が中まで染み込むので、煮汁に浸したまま一晩置くとしっかり味が入る。
- 煮汁が残っていれば温め直しても、しっとりしていてパサつかない。
- 煮汁を白米にかけたい人にとっては煮汁があることが最大のメリット。
- 汁気を残すことで調理中に焦がさず、仕上げも簡単。
煮汁を残す肉じゃがのデメリット
- 汁気があるのでお弁当には入れられない。
- じゃがいもが水っぽく、味が薄いと感じることがある。
- リメイクするとき汁気を飛ばす手間がかかる。
マンネリ化した時の味変レシピ
肉じゃがは家庭の定番料理として喜ばれる一方で、飽きられてしまうこともありますよね。
晩ご飯に出したとき、「また肉じゃが?」と言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。
そんなときの味変レシピ【味噌肉じゃが】もご紹介します!!
深いコクと、醤油味よりも強い甘みがあり、お子様もきっと大満足間違いなし。
味付けの割合も醤油味と変わらず
水8:みりん1:味噌1:砂糖大さじ1.5
の8:1:1:1.5です。
使う味噌によって多少変わると思いますが、醤油のように減らす必要はないと思います。
甘さが強くなる場合があるので、砂糖は大さじ1から加えることをおすすめします。
足りなければ少しずつ足してくださいね。
作り方もほぼ同じですが、2点だけ注意点があります。
1.調味料はあらかじめ混ぜて味噌を溶かしておく。
2.醤油味より焦げ付きやすいので注意する。
以上です。
この2点に気を付ければ問題なく作ることができると思います。
ぜひ、味噌肉じゃがも作ってみてください。
ご家庭の定番が変わるかもしれませんよ!!
最後に
いろいろ書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
肉じゃがの味付けの割合を解説できたかなと思います。
ぜひ、本記事を参考にしてビシッと味の決まった肉じゃがを作ってみましょう!!
今回私が実際に作った肉じゃがです。
1枚目が醤油味。2枚目が味噌味です。
どちらも家族に好評でした♪


最後までお読みいただきありがとうございました。
あ、味噌肉じゃがに少量のバターを入れて味噌バターにしても絶品ですよ~♪

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